活動報告
2017.06.20
平成29年度府民セミナー開催報告
2017 府民セミナー開催報告 (企画実行担当:経営委員会)
■「2017京情協・府民セミナー」を以下の要領で開催いたしました。
テーマ 『空の産業革命を起こすドローンテクノロジー』
~空飛ぶIoTデバイスが切り拓く新たなITフロンティア~
講 師 トライポッドワークス株式会社 代表取締役社長 佐々木 賢一 氏
≪開催日時≫ 平成29年6月20日(火)午後4時~ ≪開催場所≫ 京都ガーデンパレス 2F 鞍馬の間
【主催】一般社団法人京都府情報産業協会 【共催】京都府中小企業技術センター、京都情報大学院大学・京都コンピュータ学院
【後援】公益財団法人京都産業21、公益財団法人京都高度技術研究所、京都商工会議所、ITコンソーシアム京都
≪講演概要≫
①ドローンの活用:農業分野:フライトデータと映像の融合
②ドローンの操作・制御:Bluetooth→WiFi→2.4GHz →自動運行 将来は情報収集(映像、各種センサー)が主流になる。
③改正航空法の概要:無人航空機(ドローン・ラジコン等)の飛行ルールについて
④世界のドローン市場:2014年 7,600億円– 次の10年で 1.4兆円、さらに10年で 11兆円
⑤ドローンはIT産業であり、まさに「空の産業革命」
⑥ドローンが産業化するために一番重要なこと→自動化
⑦地域におけるドローン活用の可能性
・遠くにモノを運ぶ(物流)、遠くの場所を見る(センシング)、人を楽しませる(エンターテインメント)
・空撮・アート、CM、観光・スポーツ中継・屋内監視、防犯、パトカーとの連携・測量、災害調査、危険地域の調査
・農業、工場・救命・荷物の配送・自動追尾撮影
⑧ドローンの活用事例:設備点検(太陽光パネルの点検)、土木分野(赤外線カメラによる劣化検知、建設現場での施工管理)、3Dモデリング、
フライトデータと映像の融合、防災/災害復旧分野、プロモーション動画(ゴルフコース、観光地全景等)
「空間を自由に移動できるIoTデバイス」「空飛ぶスマホ」としてのドローンの多岐にわたる今後の活用の可能性について、実例の映像を交え具体的で
分かりやすく講演いただき盛況のうちに終了しました。